roseに口づけを

愛島セシルに愛を捧ぐウェブログ

劇場版ラーゼフォンを観た時のメモ+加筆

メモ帳アプリから出てきたので載せます。
(メモ帳のデータを減らしたい)
完全にネタバレなので未視聴の人は読まないでください。
(読んでも意味わからないと思うけど)
sp.b-ch.com
animestore.docomo.ne.jp
video.unext.jp


このメモをもとに書いたらしい日記の記事はこっち↓
imissyou-a.hateblo.jp

テレビ版の感想文はこっち↓
imissyou-a.hateblo.jp


2021/4/8
映画版

映画に出てこない人

・三嶋玲香
→イシュトリは出てくるけど三嶋玲香と名乗ってない
・フタガミ

良かったシーンがなくなったと思う人

・フタガミ
・エルフィ
・恵
クヌギ
→代わりにフタガミのいいシーンを貰ってる

設定が変化して出番が減った人

・久遠
→しかし無意味に服を脱ぎたがる性質は健在
・樹
→綾人と兄弟じゃない可能性もある

冒頭
中学生時代の描写が捕捉されている
はるかと綾人は付き合っている、朝比奈は綾人に片想い
冬休みに遙が名古屋に行っている間に摩耶はジュピターを形成

  • クリスマスプレゼントの手袋をまだ渡していない話
  • 一緒に初詣に行く約束をしていた

テラ側
東京にいる奏者(綾人)奪還作戦(オーバーロード作戦)の決行前が描かれている

  • バーベムもムウの血を引いている
  • バーベム卿は違う世界から来た人らしい

ラーゼフォンシステムの話

テレビ版との違い

綾人が三嶋遙の名前を正確に覚えている

テレビ版は綾人が名前を思い出す前にイシュトリが「三嶋玲香」と名乗っていて、他の人にも三嶋玲香と紹介する。
しかし綾人がいない場面でのイシュトリはハルカと名乗っている。
テレビ版は綾人が「ミシマ◯◯カ」と穴あきでしか名前を思い出せなかった→記憶にモヤがかかっているという演出?

記憶は薄れていくのに夢はどんどん鮮明になっていく
三嶋遥はどこにいるか気にしているし、もう一度会いたいと思う綾人

テレビ版とは違い、明確な意思を持って三嶋遥を追いかける綾人

MU-フェイズ(エムユーフェイズ)

まだ赤い血の人間にムーリアン化する兆候が見られること?
奏者はいずれ血が青くなりムーリアン化する運命にあるらしい
ムーリアン化すると人間の時の記憶がムーリアンのものに書き換えられる
テラは綾人がムーリアン化する前に世界を調律するのが勝利条件
ムーリアン化してしまうとムーリアンに都合のいい世界に調律されるので人類は敗北する

遥と綾人のセリフ 過去と現在の対比

冒頭のシーン 中学生の綾人と遥
変な母さんだろ?と言う綾人に対して
→遥「お母さんと神名くんは関係ないよ」

途中のシーン 綾人と大人になった遥
「母さんの血が青いから(僕と母さんは)同じだ」と言う綾人に対して
→遥「君は君だよ」

久遠の設定が違う

眠り姫 久遠
ネリア神殿の奥で眠っていて、時々目を覚まして予言?をする
体は人間の世界に、魂はムーの世界にある
青い血をもつ真性のムーリアンにしてオリジナルのラーゼフォン奏者

目覚めの王子様を待ち続けている→イシュトリのこと?
世界を本当に救うには久遠が目覚める必要があるがまだその時じゃない

六道のおじさんが恵にいつも言っていること

嫌なことから目を逸らさずなんでも正面から受け止めろ

綾人がニライ島でムーリアンと戦う理由

こっち(人間)の世界のどこかに大切な子(昔付き合ってた子)がいるから

もう一度会いたいんだ。
だから、この世界を守りたい。
……しょぼい理由だね。

恵→そんなことないと思うよ
(多分ここで失恋を悟ったのか、恵の告白シーンと返事をスルーしてニライ島を出る綾人のくだりがなくなっている)

☆テレビ版は綾人が遥を覚えていなかった
映画版は遥を覚えていて会いたいと思ってる?

六道とクヌギの会話

世界の調律への切り札はテラが持っている
本当に必要なものはなんなのか?

クヌギは紫藤隊員(遙)の気持ちも利用している自分達は罪作りだと自嘲する

六道
どんな形になったとしても、俺はあいつらが幸せになってくれればいいんだ
もう、それ以上何も望まんよ

 クヌギ
切り札はどう思いますでしょうか?
我々に本当に必要なのはラーゼフォンではないと知ったら 

クヌギ
許してくれるだろうか、あいつらは

(この会話どこに掛かってるのかよくわからなかった)

ムーリアンの設定

ムーリアンはドーレムや人とシンクロすることで人間界に存在できる
本当はマヤがラーゼフォンに乗るはずだったが、
ムーリアンの記憶と使命を取り戻した時お腹に綾人がいたので産んだ
産んだ結果、自分の運命を綾人に押し付けることになった

綾人は朝比奈のこと好きではないと思う

朝比奈にはラーゼフォンが神様に見えたし、綾人も救いの神だったけど、綾人と会話できてない
ただの逃避

朝比奈は両親のことも衛のことも思い出せなくなっていた
→ムーリアン化が進んでムーリアンの記憶に書き換えられつつあった

☆ブルーフレンドの回の尺が長め

朝比奈弘子
満29歳 東京年齢17歳

補足説明が追加

☆弘子の遺体と綾人を発見した時の様子をクヌギから聞かされる遥のシーン
☆綾人の血が青くなっていた説明あり

遙と綾人のシーンが追加?

「血が青くなった人間になんて関わらない方がいいよ」
遙「関係ないよそんなの!」

「僕はここにいられない。生きてる価値もない」
そんなことないよ!って言ってくれる遙

「じゃあ何があるって言うの!?
僕はね、僕は、人殺しなんだよ」

「朝比奈にはもう僕しかいなかったんだ。
僕しか残ってなかったんだ。
だから、だから……、
だから戦ったんだよ!!
なのに……なのに……!!
なのに……。
もうこっちの世界にはいられない。
乗りたくないから。
ラーゼフォンなんかには乗りたくないから。」


乗らなくていい、綾人くんが無事でいてくれればいい
生きてさえいてくれればそれでいいんだよ

→その後チューしてえっちした

めちゃくちゃラブストーリーになってる
ラブストーリーがメインの話になっています

☆遙に恋人がいないか気にする綾人の描写がわかりやすくなっている

紫藤遙=美嶋遙だと判明するシーンが分かりやすくなっている

恵と綾人の会話シーンで、遥(お姉ちゃん)は恵が生まれる前の、今とは苗字が違った時に恋人がいたらしいと判明する
姉妹はお父さんが違う→
「紫藤は新しいお父さんの苗字
けっこう綺麗な苗字だったんだよ、美しい嶋って書いて、ミシマって読むの!
だから私は紫藤恵だけど、お姉ちゃんは本当は 美嶋遙 っていうの。」

→綾人が美嶋=遥と気付いた??

綾人「苗字、変わったんだね。なんで言ってくれなかったんだよ……」
→秘密にされたことで不信感が生まれるパターン??

六道と摩耶と綾人 親子関係の話

六道の弟子達・六道学校の門下生(六道はラーゼフォンの研究者・生徒は彼を先生と呼ぶ)
六道はTERAを追放された
クヌギは一番弟子

サブキャラを確認

一人称・僕の黒髪の副官の人も出てきた
オペレーターのショートヘアの子も出てきた
樹のことが好きだった研究班の人も出てきた

☆六道の血のつながらない娘が神名麻耶であることを突き止める遥

麻耶は夫を愛していたらしい

綾人を身ごもった時に血が青くなっていた話

→ムーリアンの記憶に書き換えられて愛した人との思い出が消える
記憶がなくなったとしても子供がいれば愛した事実はなくならない
→麻耶の綾人への過保護さ(執着心)の理由

子供ができたことをバーベム財団に知られてしまった
奴らは奏者と人間の血が交わることを望まなかった(計画外だから)
→奴ら=バーベムとヘレナの写真が出た
…正当な血筋はヘレナのみ?

六道は麻耶と夫が逃げる手助けをしたが、その3日後に夫が遺体で見つかった

→この話を聞いて、遙は綾人をラーゼフォンに乗せたくないと言う

☆美嶋遙の映像を思い返す綾人

「誰だっけ……?あの子」
→ムーリアン化が進行し記憶がなくなっている?

樹と久遠と綾人の関係描写

「時が来た」と樹
綾人を迎えに来たらしい

久遠の王子様は綾人だそう

やっと目覚めた→ムーリアン化したってこと??
「今度は君が彼女を目覚めさせてやるんだ」
前は久遠に目覚めさせてもらったってことかな

*テレビ版よりも綾人と樹の関係描写が希薄

キスしろと言われ「樹さんがやればいいじゃないですか」と地雷を踏む綾人
樹「僕でいいならとっくにやっている」

綾人は抵抗するも虚しくキスさせられてしまい久遠が目覚める
(煙が出て爆発みたいなことが起きた)

☆久遠のキャラが違う

 めっちゃお姉さんっぽいし女神的な感じ
「やっと会えた
ずっと待っていた
滅びの音が満ちるその前にあなた達に出会えて良かった」

樹「もう、1人で大丈夫かい?」
久遠「ありがとう樹。私を守ってくれた人。私の愛した人……。」

樹「僕もだ。僕も愛してる。」

→劇場版では恋人同士の愛?
テレビ版は兄妹愛に見せかけた親子(久遠が母)愛だった

☆樹が語る久遠の過去

久遠は昔、ムー世界で世界を調律しようとしたが失敗したため、
妹の麻耶・バーベムと共にこっちの世界に飛ばされて来た
もうすぐ久遠はもう一つのラーゼフォン(ベルゼフォン)とともにこの世に降臨する
でもそれは偽物であり、世界の崩壊を加速させる偽の調律士
久遠自身もそれを理解しているが止められない

綾人なら本当の調律ができる

青い血になった綾人と綾人のラーゼフォンなら久遠を止められる
→真の世界の調律が行える
久遠を救ってやってくれと樹

綾人
「僕がまたラーゼフォンに乗れば、世界は救われるんですね?
あなたのために行くんじゃない。
僕のために行くんです。
僕が、守りたい人のために。」
→人間の時の綾人がニライ島でムーリアンと戦った理由と同じ


ダウンフォール作戦の指揮は一色誠がとるのは変わらないもよう
たのしそうだったのにやっぱり失敗しちゃう…
っていうかダウンフォール作戦=トーキョージュピターを消滅させるのも含めて真性ムーリアンであるバーベムの作戦だからうまく行くわけがない

遥の覚悟と綾人の覚悟

ラーゼフォンに乗ろうとした綾人の前に現れた遙

遙を美嶋と呼ぶ綾人
「綾人くん、あなたに死んでもらいたいの」
青い血になった綾人が今度ラーゼフォンに乗れば人ではなくなってしまう
泣きながら止める遙

綾人がラーゼフォンに乗る理由

僕が僕じゃないとできないことをしなくちゃならない
青い血になってどんどん昔の記憶がなくなってきている
遙との思い出をなくしたくない

「……僕、なくしたくないんだ、君との思い出を。
忘れたくないんだ、僕が今でも君が好きだってことを。」
「もう時間がないんだ。僕が、僕でなくなっちゃう時に、人でなくなっちゃう時に、君のことを忘れていたくない」
「君が生き残れるんだったら僕はどうなったって構わない」

・彼女が生きている世界を守りたい
・彼女が生きる世界を救うために自分を犠牲にする
→テレビ版よりも綾人が戦う動機が明確になっている
エヴァっぽいって言われないための差別化?

この戦いの勝利条件

→綾人が綾人であるうちにラーゼフォンに乗って世界を調律することが人類の勝利条件だそうです

お別れのシーン


「やっと会えたんだよ?ずっと待ってたんだよ?
 なのに、なのにこんなのってないよ!」

綾人「僕は嬉しかった。こんなに待たせたのに、僕のこと好きでいてくれて」
遙「私には、残酷だよ……」

綾人「ごめん、僕も一緒に大人になりたかったな」
遙「1人で大人になっちゃって、ごめんね」

綾人「ごめん」
遙「やめて」

謝られるのは嫌だったらしい(なんで?)

遙「いってらっしゃい」
綾人「いってきます」

「二人で一緒に大人になりたかった」

この願望をはっきり言っているし、これが二人の共通の願いとして描かれている
→テレビ版の結末を選んだ動機を補足する役割が映画版?

遙の深層心理世界?

制服姿の昔の遙に変身した自身と大人の遙の姿をした誰かが対面している

??「思いが遂げられたからいいの?大人の私でも受け入れてくれたから?」

遥「この記憶さえあれば生きていける。
この記憶さえあればどんなことにも耐えられる。
だって夢が叶ったんだもん。」

??「じゃあ神名くんはどうなの?記憶がなくなっちゃう神名くんは?」

遙「しょうがないじゃない。もう無理だよ、どんなに頑張ったって神名くんには追いつけないよ」

??「じゃあなんで一緒に行かなかったの?」
??「対象が存在することで初めて個は個として認識できる。
人がそうであるように世界もまたそうなっている。
対象を失えば、それ自体がなくなってしまう。
彼は今、その対象がない状態。だから求め、苦しんでいる。
だって彼、こっちに置いて来ちゃったんだもん。
何より大切な、自分の心を。
その心の大半を占めている、"君のことを"」

""の部分が綾人の声になって、驚いた遙が顔を上げると、
目の前の大人の姿の遙が綾人に変わる。
遙自身も今の大人の姿になり、
着ている服もトップスが黄色くなっている…現実世界と違う服になっている

この辺のシーンの現実と幻の曖昧さとか
台詞がわかりにくい感じテレビ版っぽかった


遙が「神名くん!」と呼ぶと、綾人の姿は黄色いワンピース?姿の美嶋遙に変わる
この人誰だろイシュトリかな?
綾人のイシュトリかな?テレビ版の美嶋玲香

??「まだ間に合うわ。
今までもそうしてきたじゃない。
ずっとずーっと、神名くんのこと追いかけてきたじゃない。
大丈夫だよ。彼、あなたのこと待ってる。」

??「がんばれ、あたし!」

笑顔で激励する


綾人の姿をした誰か「大丈夫かな?彼女、たどり着けるかな?」
美嶋の姿をした誰か「大丈夫よ。だって、あの子は……。」

どう見てもイシュトリだった
テレビ版の久遠のイシュトリ(綾人の姿)と綾人のイシュトリ(美嶋遥の姿)
Gyaoかどこかのサムネイル画像イシュトリの2人だったんだね……
主人公達じゃなかったんだ笑

お待ちかねの久遠ポエム

テレビ版ラーゼフォンでは次回予告だったポエムが登場
予告段階では意味不明でも、視聴後にポエム聞き直すと意味がわかるという画期的な手法ですよね。
だから私は次回予告ポエムが好き!

「天に響けよ歓喜の唄。
それは汝自身の音色。
それ故、模倣され難きもの……。
今ここに、調律への扉、開かれん。」

ラーゼフォンが化け物っぽい

ラーゼフォンからコクピットを取り出して綾人を殺そうとする衛
そこに綾人の姿はない

鳥飼衛はラーゼフォンが全てを無に帰すと思っていて、弘子のいない世界は嫌だと言う

久遠
ラーゼフォンは数多の世界の放浪者。
世界を安定させ、調和させる調律者。
私達の歌が世界を一つに……!
恐れるな、我が半身よ。
私のすべては汝に、汝の全ては私と共に。
始まりも終わりも。
そして、終わりは始まりのために……!」

映画のポスターの煽りコピーはこのシーンの久遠のセリフ

恐れるな、我が半身よ 汝の全ては私と共に
ameblo.jp

麻耶
「姉さん、綾人と共に生きて。
導いてやって、二度と失うことのない世界に。」

クヌギが昔の因縁を片付ける話がなくなっている

クヌギがバーベムを銃殺するヘレナを目撃
ヘレナは新しい世界に向けてのイニシエーションだと答える
→ヘレナの体がバーベムに乗っ取られた後、元の体を始末しただけだった
(中身が既にバーベム)

バーベム「生まれ変わったのだよ、神名綾人のようにね」
→ムーリアン化のこと?ラーゼフォンに乗って人間じゃなくなったこと?

バーベム
私は待ち続けていたのだ、この日を。
遠い昔、まだこの身がムーにあった頃。
私が作り上げたラーゼフォンシステムの実験に失敗し、
この世界に飛ばされてきてから今日のこの時を。
体を乗り換え何年も何年も……。
もうどれだけの年月が流れたのか、見当もつかないほどに。

クヌギ
何のために?ムー世界への調律のためにですか?

バーベム
→そこまで浅はかじゃない
他者を受け入れ続けて生きながらえてきた
私は私でありたいだけなのだよ。

「世界の飽和による宇宙の崩壊を止めるには、
新たに観測者を作り上げるしかない。
私はその観測者に『私がいたという世界』を見て欲しいのだよ。
そして私はそれに成功した。」

バーベムと綾人の違い

バーベム:自分のために他者を犠牲して不老不死になっている
綾人:他者(大事な人)のために自分が犠牲になることを選んだ

バーベム:自分の目的を果たすため何年経ったかわからない
綾人:遥との思い出を忘れたくない、忘れていない自分でいるうちに目的を果たさなければならない

バーベム:他者を犠牲にしてでも自分が自分であり続けたい
綾人:自分が自分じゃなくなるかもしれなくても他者を守りたい

バーベム:私がいたという世界を他の人に見てほしい
(もしかして自分が何者かわからなくなってる?)

綾人:遥がいる世界を守りたい
(たぶん遥のいる世界が自分のいる世界だと考えている)

バーベムと綾人の根本的な違い

→自分のアイデンティティとなる思い出があるか

蛇足、私の考え
人間がそこに生きていたことを証明することは難しい
人間が生きていたことの証明になるもの
→誰かの記憶に残ること・記録に残すこと

自分が生きていたことを実感するために必要なもの
→記憶に由来する思い出、それも思い出したくなるような良い思い出が必要

ただの記憶と思い出の違い
感情・感覚(視覚情報、音、匂いとか触覚とか、全部ひっくるめたもの)を思い出せるかどうか?

バーベムの目的

クヌギ
しかし現実として世界は終局に向かっている。
この宇宙はどうなるのか?綾人に何をさせたい?

バーベム
綾人は既に『時の彼岸』にいる
そして世界を選択する。だがそれはムー以外にあり得ない。
何故なら彼には、私と同じムーの血が流れているからだ。
誰しも、自らの血には抗えない。そうだろう?

→バーベムは綾人にムーのための世界を調律させたかったらしい

麻耶→綾人を導くことも、母親らしいことも何もしてやれなかったと後悔する

☆このシーンは一緒だな

ラーゼフォンとベルゼフォンの間に突入した遙
着ている服は黄色いトップスにグレーのスカート

遥死んだ?→謎の世界で麻耶と対面
麻耶「あなたがいなければ綾人はこんなに苦しまずに済んだ
あなたがあの子に外の世界を見せなければ……
あの子を愛してたのは私だけでよかったの。
あの子に苦しみを与えたのは私の責任なの。
あの子を作り出してしまった私のね。
だから私は全てを与えるつもりだった。
あの子の宿命を支えてあげられるのは私しかいないはずだったから。
なのに、あの子は自分の世界を見つけてしまった。
あなたがいる世界を。あなたとの世界を。
私はもうあの子と苦しみを分かち合うことはできないの。
それはあの子が望まなかったから。
悔しいけれど、あの子が望んだのは消したはずの遠い思い出。
さっさと行きなさい。
そんなにあの子と苦しみたいんだったら、一緒に苦しんであげて。
それができるのはあなただけよ。
遙ちゃん、息子を頼みます。

→このシーンは親の子離れを描いているのかもしれない

グレーのスカートが夕日に照らされてオレンジに見える
→美嶋遙の着ていた服に似てる

「変わらない。あの頃と何も変わってないこの気持ち。
そうだ、そうなんだ。
わたし会いに行くんだ、神名くんに!」

六道に走って行け!と言われた通り走り抜ける遙


走った先で綾人に出会う

綾人
よかった、来てくれたんだね。
ここは現在。過去から繋がる物語が集約されている所だよ。


でも時が止まってる。
ねえ、わたし生きてるの?それとも死んでるの?

綾人
君は生きているよ。僕も存在している。いつでも、どこでも。
僕は時と時の狭間に生きる時の観測者になったから。


もう人ではないのね。

綾人
再び時を見ることを始めれば、時は流れ始める。
僕がいなかったから世界は不協和音で満ちていたけど、
もう大丈夫だよ。


戻ってこれないの?

綾人
うん。僕がここにいなければ、世界が再びノイズに塗れちゃうからね。


私、ここにいちゃだめ?

綾人
残念だけど、僕は君に生きていてほしいから。
そのためにここにいることを選んだから。

好きだよ→僕も

→このシーンなんなの?幻?

☆映画版はちゃんと美嶋のことを思い出した上で両思いを確認する場面があってよかった

最後に遥に選ばせてくれると言う綾人。

だから最後に、君に選ばせてあげる。
でも未来は選べない。それは君が人間だから。
人間が人間として存在し続けていられるのは、
人間が過去の記憶の集合体として存在しているから。
だから君に選べるのは過去だ。
君はどんな過去が良かったの?


私は、私は神名くんと同じ世界の空気が吸いたかった。
私は神名くんと同じ地面を踏んでいたかった。
同じ時間を過ごしたかった。
私は、私は……、私は……!
神名くんと一緒に大人になりたかった!!

→テレビ版よりも遥の気持ちが分かりやすくていい

クライマックス

子供時代の2人がピアノを弾いている

やっと、ここに辿り着いた。
ここに来れたのは君が望んだからだけじゃない、
僕だった存在が望んだからでもあるんだ。


イシュトリ遙
「そしてあなたがそうだったように。
あの時、神名くんもまた、あなたに心を奪われていたの。
だから、神名くんはあなたであって、
あなたは神名くんでもあったの。
……私達(イシュトリ)にとってはね。」

イシュトリ綾人
「ありがとう。君が来てくれなければ、君が望んでくれなければ、世界は無へと帰していた。」

イシュトリ遙
「ごめんなさい。
いくら私達でも、時間を巻き戻すことはできないの。
その代わり、あなた達に思い出をあげる。
本当なら過ごせたはずの、2人一緒の時間を。」

本当ならあったはずの子供時代の2人のキスシーン(告白シーンかな?)を眺める

イシュトリ綾人
そう、ここから始まるんだ。
イシュトリ遙
2人の思い出がね。

ラーゼフォンの力で時間を巻き戻せない?
テレビ版最終話も過去に戻ってやり直したのではなく、記憶を書き換えて未来を変えてたことになる??



あなた達はどうするの?
あなた達、ラーゼフォンなんでしょ?

イシュトリ綾人
僕達は、いるべきところに戻るだけだよ。
イシュトリ遙
でも、寂しくなんかはないわ。
だって、2人一緒だもの。
(手を繋ぐ2人)

→どこまでいっても綾人と遙がカップルになるってことなのかな


幸せにね。

イシュトリ綾人
それは僕らが、2人に言うべきことだよ。

→イシュトリが出てくるとセリフの意味わかりにくくなる
ここら辺もう諦めて雰囲気で見てる

バーベムと対決する人がフタガミ→クヌギに変更

ラーゼフォンとベルゼフォンの戦いに戻る
ラーゼフォンが逆転しベルゼフォンが消滅
爆発の後に白い羽が舞う世界

想定外の事態?動揺するバーベム
なんだ?何が起こっているというのだ……
これが私の作ったシステムの輝きだと言うのか!?違う!

クヌギ
違いはしませんよ。これが我々の、
いや、我々の跡を継ぐべき者達の選択です。
バーベムに銃を突きつける

バーベム
裏切ったというのか?奏者が!

クヌギ
裏切り?何を言ってるんです。
彼はムーと人間の血を引く、
生きとし生ける、私達すべての子供なんですよ。

バーベム
あの少年の血は青い。私と同じ血なのだ!

クヌギ
青い血が何だというんです!
彼は、あなたが生み出し、
我々が育ててしまったこの状況を救おうとしているのですよ。
生きようとする者の責任として。

如何ですか、バーベム卿。
我々も責任を取るべきじゃないですか?


バーベム
私は創造主なのだぞ

クヌギ
人が知覚できる神など神ではありません!

クヌギさんかっこよすぎる
フタガミさんのシーン取っちゃってるのが違和感ないように思わせられてしまったほどにかっこいい
(けどやっぱり違和感あるような)

久遠と麻耶のシーン

久遠は麻耶にあなたのおかげと言い、
思い人のところへ帰ると言う

久遠
始まりは終わりの。そして、終わりは始まりのために。


白い羽が舞い、地球の全てを白く覆いつくすと
地球は卵になる

そして60年後
2072年8月15日

鏡の国のアリスを引用している
www.iwanami.co.jp

不思議なる国を彷徨い、長き日を夢見て暮らす、束の間の夏は果てるまで……。
金色の夕映の中、どこまでも揺蕩い行かん。
人の世は夢に非ずや?

遙の孫が「アリスは本当に現実の国に戻ったのか?」と問う
「人の世は夢ではないのか?」って言っている

遙の考え

アリスは本当に夢の世界に行ったのかしら?
結果的にアリスは現実の世界に戻ってきたけど、本当はそれってどうでもいいことなのよ。
どっちの世界が現実なのかなんて関係ないわ。
だって、彼女には記憶が残ってるんだから。
鏡の国で経験した素敵な記憶が。
少なくともそれは彼女にとっては現実なんじゃないかしら?
それでいいんじゃない?
……おじいちゃんはそう言ってたわ。

☆孫の名前が神名玲香