悩み事のようなそうでもないような話
世界規模で見たら、私って居ても居なくても変わらないし、急にいなくなっても誰も困らないような仕事しかしたことないなと思います。
だから世界規模とか社会規模で言うと私はいなくてもいいんだよなって時々思います。
だったらもっとてきとうに生きてもいいし突然いなくなっても別にいいんじゃないのって思ったりする。
誰も困らないだろうって気がする。
でも、個人規模で人と向き合って喋ると、途端に「あなたは居なくなっちゃいけない必要な人間だよ」って感じに説得されてしまいます。
それでいて、まともに生きて、責任を持って、しっかりした人生を歩まなくてはいけないみたいな感じになってくる。
なんかもうめんどくせえなーと思います。
人間社会ってめんどくせえなー。
めんどくせえと言えばNARUTOに出てくるキャラクターの、グチタレおバカの奈良シカマルくんは、
中忍になって小隊長を任される立場になった時に、めんどくせえなと言うのを卒業しましたよね。
小隊長とは他人を管理する立場でした。
つまり、シカマルは他人の人生に関わる責任ある立場に昇進？したから、自分の言動が自分だけの問題じゃなくなったため、面倒くさがれなくなりました。
なので私がめんどくせえと思ってしまうのは、責任がない立場だからだなぁと思います。
短い期間にしか任せられない誰でもできる仕事をやってるだけの人だからな。
そこに責任とか生まれないよなー。
今通ってるお仕事先は短期の雇用契約なのですが、職場の休憩室兼ロッカールームに勤続年数10年以上の人を表彰するポスターを掲出しています。
長く働く人への感謝をしてるんだねって思うと同時に、自分に置き換えて考えて、この会社で仕事10年やる自分を想像してみたら嫌だなと思ってしまいました。
私はどこに働きに行っても正直なところ3回も通えばその仕事場の景色に飽きてしまいます。
飽きること自体は不真面目な気持ちに該当する物なんだけど、飽きてしまうことをなんとかしたくて悩んでいます。
馬鹿らしいけど深刻な悩みです。
これではどこに勤めようとも長く働ける気がしません。
コールセンターの契約社員になった時に、電話の仕事が上手くなる気がしないと相談した時も似たような気持ちになっていました。
誰でも初めは初心者だったよ！1年2年って長く働けば上手くなるよ！って励まされてしまって、その時もやっぱり嫌だなと思ってしまいました。
そんなにも長く電話の仕事をしていたくないなと思ってしまったのです。
まじどこにも定着できそうにないなと思いました。
私はいっつも気軽に動けるようにしたいし、正直言っていっつもどこかに逃げたいです。
コールセンターやメールサポートの仕事をやるセンターって、小規模な会社だと大体間取りが似ています。
私は説明下手だから説明するのは難しいけど、ここで火事が起きると絶対死ぬだろうなって感じ。
一瞬で煙が広がって、一酸化炭素中毒で倒れて、全員蒸し焼きになって死ぬだろうなみたいな間取りの部屋しています。
そういう想像するたびに、この場所でこの人達と一緒に死ぬの嫌だなって思っていたし、その職場を辞めた時はホッとしてしまいました。
職業訓練に通っている時も、受講者のほぼ全員が苦手な人だったので、こいつらと一緒に死ぬようなことは起きませんようにと思いながら通い続けてしまいました。
でもいつまでもこんなだと、私はどこにも所属できないし、社会の人の輪に入れませんよね。
かのアリストテレスは「人間はポリス的動物である」と言ったそうな。
共同体を形成して生きることが人間の本質であるという話だそうな。
私は人間に死んでほしいとは思わないから人間嫌いなわけじゃないんだと自分では思うんだけど、
ずっと同じところにいるのがしんどいというか、
人との繋がりを作って維持するのが難しいと思ってしまいます。
けど長年何かをしてたみたいな実績ないと、社会的な人間としてはやばいですよね。
こんな自分のままはいやだー。
なんとかしたいし、なんとかなりたいよ。
でも頑張りたくないなー。
どうにかすべきだけどやっぱりめんどくさいな。
