roseに口づけを

愛島セシルに愛を捧ぐウェブログ

空白期間の日記を発見した

先週は、昔のブログのログインパスワードを思い出したので、記事を読んだり消したりしていました。
人の生き死にについて考えてた時期の日記でした。
読んでて恥ずかしい内容だったけど、今の自分とは考えてることが違っていたのが面白かったです。
そんな考え方してたの忘れてたな〜って感じでした。



中でも、こんなこと書いたっけ大賞を受賞したのはこの日記です。

本当に死ぬ奴は死にますって宣言しない
なんて主張する人いるけど
そういうのには呆れる

死にたいって思ってる時は本気の気持ちがあるんじゃないかって私は思うんだけど

人からするとくだらない理由だったり
どうってことない悩みだったりするかもしれないけど
その人にとっては死んでしまいたくなるくらい辛いことかもしんないんだよ
なんで知りもしないのに否定できるのかな

これ私が書いた日記なんだって。
やばーい。

こんなこと書いてたのに、
このブログには昔の自分の死にたかった気持ちを否定した日記を書いてしまっていました。

昔の私は、まさか自分の気持ちをよく知ってる自分が否定するとは思わなかったんでしょうね。
「知りもしないのに否定できるのか」って書いてあります。
なのに昔の私の死にたい気持ちは偽物だったって否定しちゃった……。
なんかちょっと反省しました。


私の悩みはくだらなかったかもしれないし、悩み方も大げさだったかもしれない。
自分で思い出してもすごく恥ずかしいです。
だけど悩んでいたこと自体を恥ずかしがって、昔の自分を馬鹿にしすぎることも良くないんだなと思いました。

失敗した自分を否定するのは、失敗したことから目を背けることって聞いたことあります。
私は論語読みの論語知らずでした。
馬鹿な自分のことを受け入れて初めて人は成長できるんですね。
だから私は成長してないんだ……。


昔の日記には

自殺苦しいから多分やらないわ
痛いの嫌いだしやだし

とも書いてたんですけど、
私はこの日記を書いてしばらくした後また死にたいような気持ちに取り憑かれてました。
自分が書いたことを忘れてしまったから、克服できなかったみたいです。

でも、私は生きるのを諦めたことは一度もなかったとも思います。
何故なら、生きてるうちに遺品整理のつもりで断捨離すると良いことがあると聞いて、
実践しようとしたことがあるからです。
死にたいとか言いながら未来に期待してるよね(笑)
って思うけど、今が不幸だと思ってて幸せになりたかったんだから当たり前かなあ。


私は家族に見られたら恥ずかしいものを処分することにして、乙女ゲームを捨てようとしました。*1
でも捨てられませんでした。
もう一回遊んでから捨てようと思って、手に取ったゲームが面白かったので死ぬのをやめました。
その時に遊んだゲームは「うたの☆プリンスさまっ♪ -Amazing Aria-」でした。


もうちょっと前の自分なら、
うた☆プリのおかげで命を救われた!って感じの表現で
こってり自己陶酔したポエム日記を書いたと思うんですけど、
今の私はそこまで大袈裟に言うのはなんか違うような気がしています。
なんか違うって気持ちのまま誇大に書くと、嘘っぽく安っぽくなる気がしてなんか嫌です。
それに、オタク趣味に生かされたからオタク人生は素晴らしい!という結論にするのは私の言いたいことと少し違うと思いました。
私は自分の人生を素晴らしいと思った上で、オタク趣味を楽しみたいんです。

だから、私はゲームに救われたようなところがあるとは思うけど、
必要だったのはゲームを遊ぶ行為ではないようにも思いました。


私はめっちゃ落ち込んでる時に遊んだゲームがうた☆プリAAだったおかげで元気になって、
愛島セシルが大好きになり、無性にセシルのグッズが欲しくなったので、死ぬことを考えるのをやめました。

もし他のゲームを選んでいても、
何かしら思うことがあって誰かと感想を共有したくてネットサーフィン等をしたかもしれません。
その感情を優先して死ぬのをやめていただろうと思います。
いずれにしても、何かしらの欲求は生まれていたと思います。

しかし、私が愛島セシルグッズを手に入れるためには自分で行動しなければならなかったのは確かなので、
生きるために必要なのは「自力で叶えられる欲求があること」なんじゃないかと考えます。

欲とは未来に向けたエネルギーだと私は思います。
欲求を叶えるためには、今よりも未来に向かっていかなければいけないと思うからです。
だから、未来を考えられない状態にいる人は、
自分の欲求に気付くことができない状態だったり、
視野が狭まって機微が鈍くなっている状態なのかもしれません。

私は一人で考え事をするのか好きだけど、考えすぎるとネガティブ思考になりがちです。
うた☆プリAAを遊んだ時のように、時には外部からの刺激を受けることが大事だと思いました。

私の中でのうた☆プリってどんだけ刺激的なゲームなんだろうか(笑)
とにかく楽しいゲームだと思っています!

今は昔より楽しいので、断捨離しようと思った時に乙女ゲームを持っていてよかったなと思いました。
あの時までに乙女ゲームを捨てていなくて良かったです。
そして、あの時手に取った乙女ゲームがうた☆プリでよかったし、うた☆プリが乙女ゲームで本当によかったです。
うた☆プリAAが乙女ゲームじゃなかったらあのタイミングで遊んでいなかったです。

あと、掃除中に気が散りやすい性格でよかった〜!

*1:乙女ゲームはこっそり遊ぶものという感覚があった。