roseに口づけを

愛島セシルに愛を捧ぐウェブログ

ハローマイフレンド

私が小さい頃ものすごく大好きだったゲーム「どこでもいっしょ」がパズルゲームになって帰ってきました!

このゲームに出てくるネコの井上トロは、私が大好きなキャラクターの1人です。

小さい頃は、どこでもいっしょのゲームをたくさん遊んで、トロの似顔絵を描いて、トロのぬいぐるみと遊ぶのが好きでした。
おままごとをしない歳になるとグッズを買うようになりました。
特にアラームが鳴るとトロの人形が動く目覚まし時計がお気に入りでした。
結構長い間トロに起こしてもらっていました。


そんな私は今回のアプリ「トロとパズル〜どこでもいっしょ〜」で、プレイヤーがトロと知り合いかどうかを確認する場面があったことがとても嬉しかったです。

本当のことを言うと、私はトロにあだ名をつけて遊んでいたので、私の友達だったトロはトロという名前ではありません。
それでも、また会えて嬉しいと言ってくれて本当に嬉しかったです。
トロは実在しないキャラクターだけど、キャラクターだからこそゲームを通してこうして再会できたんだと思うと、本当に嬉しいです。


最近私が読んだブログの筆者さんは、「ゲームをやる目的は思い出を作ること」だとコメントしていました。
その人はマルチプレイのゲーム日記を書いている人なので、一緒に遊ぶ人と思い出を作るという意味で言っているようでした。

私は1人用ゲームの方が好きだけど、ゲームを通して思い出を作れるのはどのゲームでも同じことだと思えたので、この言葉に共感しました。
私にはどこでもいっしょを遊んだ思い出があります。
トロは実在しないけど、私がトロと遊んだ思い出は本当にあったことです。

最近はキャラクターがSNSアカウントを更新したり、YouTuberを始めたりして、まるで実在しているみたいにお喋りするようになってきています。
私が興味を持っている女性向けのゲーム作品においても、たくさんの作品がキャラクターが実在しているように演出することが増えてきました。
しかしそのような実在しているかのように見せる演出は時々、私の現実や思い出とは違ってしまうことがあります。
SNSのコメント欄では他のユーザーのコメントを確認できますが、上記のような思い出との食い違いに違和感を覚えた時に他人の反応を見ると、少し辛いことがあります。
他の人達が不自由なくキャラクターと思い出を共有できているのを見ると、私の思い出が嘘のように思えることが辛かったのです。
私の思い出の中のキャラクターだけが実在していないように思えて悔しかったりもしました。

ゲームをやる時は、画面の向こうのゲームと自分だけの世界で遊んでいたいな、と思ってしまいました。


トロもSNSアカウントはあるけれど、*1今回ゲームの中で改めて再会の挨拶をしてくれたことで、私が覚えているトロとの思い出も嘘じゃなかったと思えました。
そのことがとても嬉しかったです。

トロはゲームの中にしかいないキャラクターだけど、実在しないキャラクターでも私の友達だと断言できるものなんだなと思いました。
ちょっと不思議な気持ちになりましたが、嬉しかったです。

*1:トロのマネージャーのアカウントらしい