roseに口づけを

愛島セシルに愛を捧ぐウェブログ

少女漫画を読んで気付いたこと

漫画の内容とは関係ない個人的な話

好き嫌いの感情の話をする時に、どうしてそうなったか?って理由を考えるのは本当は意味がないと思います。
理由は、理由なんか後からいくらでも都合よく付けられるからです。

そんなどうでもいい話なんですけど、
どうしてか?を考えるのが好きなので結局書きました。


以下どうでもいい話

「彼氏ほしい」と思ったことない

この漫画*1を読むまで気が付いてなかったけど、私は「彼氏がほしい」と思ったことがなかったことに気が付きました。

少女漫画読むのは好きだし、恋愛要素あるゲームも好きだし、一人称視点で恋愛するゲームも好きだけど、
現実で「彼氏ほしい」とか「誰かとお付き合いしたい」という考えにはなっていなかったです。

でも生きてる人間のクラスメイトに好きな人がいたことはあったので、
恋する気分が楽しみたいだけだったり、目の前の人間のことが見えていなかったりしたせいで、
「彼氏ほしい」に進まなかったんだろうなって思いました。

あと、生きてる人間のことを架空のキャラクターみたいに思ってた時期があったことを思い出しました。

これはオタク趣味の人にもよくある傾向だと思います。
例を出すと、オタクが芸能人*2を批判する時、「前と言ってたことが違う」「Wikipediaにはこう書いてある」みたいに言っているのを見たことがあります。
これは、相手の人間の人格をキャラクター設定みたいに考えすぎなせいで出てくる発言だと思います。

人間は生きてる間に変わっていくし、相手について知っている情報が増えていっても全てを知ることは不可能です。
でもそれを考慮していないと、こういう「自分の知っている情報との食い違い」を指摘してしまうようになるのだと思います。
自分が記憶した情報を元にして接するのではなく、
情報を最優先して相手のことを見ているせいだろうと思うのですが、
これでは相手のことが見えていないのと一緒ですよね。
こういう人付き合いをする原因は、自分の世界*3が最重要であり、他人に興味がないせいなんじゃないかと思いました。

私は恋愛ごっこがしたかったのかもしれない

この漫画を読んでもう一つ気がついたのは、
私は少女漫画みたいなキラキラした恋愛を体験したかったから、乙女ゲームにハマったんじゃないか?
ということでした。
普通の恋愛じゃなくて恋愛のごっこ遊びみたいなことがしたかったのかもしれないと思いました。

恋愛漫画を読んでいると、
恋愛するのには相手が必要だし、年齢が上がるにつれて利害関係とか、性的な関係を伴うことも増えていくみたいな話が出てきます。
大人の恋愛ってやつ?

それから、最近インターネットをしていると男女で分かれて対立している場面に遭遇しやすいのですが、
そういう時には、
「自分と違う性別の人間は、性的な意味で下等で劣悪だ」というような主張をよく見ます。
そして、そういう主張はたくさんの人から共感を得ています。
どうやら多くの人は、
異性への怒りがあるとき、相手の性別を自分より下等であると罵るようです。

これもある意味大人の恋バナなんだろうなと思います。
大人の恋バナはドロドロしてたり下ネタだったりするから苦手です。

話を聞いてると、楽しくない話ばかりで聞くに耐えません。
そんなに辛いことばかりなのに、なんで皆お付き合いをしたり結婚をしたりするんだろう。


私はそういうのを見るうち、
恋愛には面倒事がいっぱい付き纏うから面倒くさいと思うようになったし、
自分の恋愛の話題がないことが恥ずかしいと思うようになっていって、
そういう方面の話が全部嫌になっていったと思います。
今も書きながらこんな話を書いているのが嫌になってきています。
私は現実的な恋愛の話をするのが得意じゃないみたいです。


ですが、少女漫画みたいな恋愛ごっこだけしてくれる異性は現実にはいないんだということもよく分かります。
恋愛ごっこは大人になったらできなくなるということも分かりました。
一度もしたことがないのにもう二度とできないって悲しいですね。

そういうふうに考えていくうち、
私が乙女ゲームにハマったのは、恋愛ごっこがしたかったからかもしれないなと考えました。

だからこうしてブログを書く時には、
好きなキャラクターの話ばかりしているし、
その際に乙女ゲームプレイヤーの視点で恋愛ごっこのような感想を書いています。

私の恋愛ごっこは、乙女ゲームを遊び、
キャラクターの好きなところをブログに書くことで完成する遊びだと思います。
そう考えたら楽しくなってきました。
エンジョイブログライフ。
センキューはてなブログ

*1:

*2:声優さんも入ります

*3:内面的な意味での世界