フルバージョン聴いたので感想を書きました。
そういえば一つ訂正があるんですけど、
今回のジャケットイラストは（ST☆RISH Ver.は）Panda Graphicsが製作したイラストでした。
なんかいつもと絵が違うと思ってたら、工画堂スタジオじゃなかった……。
正直な感想を言うとクオリティが低いように感じました。
Panda Graphicsとは、他社からの依頼に応える専門で仕事してる会社で、たくさんのイラストレーターさんを雇っているらしいです。
その中には副業としてイラストの仕事をしている人もいるらしいです。
私が知っている作品だと、アプリゲーム「アイ★チュウ」にクレジットがよく出てきていていました。
うたプリのCDジャケットだと、この前の雪月花もPanda Graphics制作だったらしいんですけど、雪月花の時の方が絵が良かったなと思いました。
今回のジャケットといつもの工画堂スタジオのイラストを比べるなら工画堂スタジオの方が好き……。
他のグループのジャケットイラストはどうだったかな？
曲の感想
どのグループも、今まで応援してきたファンへの愛を誓う歌だと思います。
そして、どのグループも歌詞にグループ名がたくさん出てきたので、名刺ソングのようにも思えました。
作品の10周年目に改めてご挨拶をするための曲みたいに聴けるのです。
なので、うたプリのCDを買ったことない人が初めて買うのにもオススメのCDだと思います。
また、リアルタイムで言うと一番歴史が長いST☆RISHの歌では、
過去に築いた歴史に浸ることはしないと明言していました。
大事なのは今であり、今を積み重ねた結果が未来という考え方をしているみたいです。
だから、今を全力で生きていこう！と歌っています。
つまりどのグループに興味があるとしても、
彼らのこれからに興味がある人は今からファンになればいいということですね。
以下、各曲の感想文
SUPER STAR
とても爽やかで元気が出る曲だけど、子供っぽさのある元気な曲とは一味違った感じです。
歌詞はグループの絆を示しながらも、聴く人への一途な愛を歌っています。
特に「君だけのスーパースター」って歌ってくれてるところがとても好きです。
「君だけの」だって〜。
きゃー！こういうの好きー！
ST☆RISHの歌詞には未来への誓いとか約束の言葉が多い気がしてるんですけど、
今回は「永遠を誓えば誓うほどに 何かが遠くなる」って歌詞が出てきて、切ない部分もありました。
と思いきや、その後の歌詞で安心させてくれる感じが、包容力があってかっこいいと思いました。
アイドル力が高いよ〜。まさしくSUPER STARですね。
私は最近あんまり元気なかったのですが、歌を聴いたら元気が出ました。
どうでもいいけど、女性は約束をするのが好きだと思います。
男性から女性へ向けた愛を歌うアイドルソングは約束することが多いし、女性から男性へのラブソングも約束を強要する感じの雰囲気あるなと思うからです。
それから私が中学生の時「私たち親友だよね」って確認する意味で、「運命の双子」とか「心友」とか「にこいち」を自称する女の子コンビがクラスに1組はいました。
パートナー契約を結んだ上で、二人の仲を確認するために必要なのが約束なのかな。
逆に、男性は約束するのが好きじゃない気がしています。
私は男じゃないから実際はどうか知らないけど、イメージで言うと男の友情は約束しない方がかっこいい気がします！
嵐のワイルドアットハート*1でも「約束なんかは必要ないから」って「My friend」に向けて歌ってたし！
友情のない場面、例えば決闘とかの場面で考えても、約束は枷になるからなるべくしない方がいい気がします。
西部劇のガンマンは約束を破るのがお約束だからです。
……どうでもいい話おわり。
楽曲の話に戻ります。
セシルさんの歌い方はやっぱりそんなに好きじゃないなと思ったけど、声自体は好きだなと思いました。
歌い方がなんか機械っぽいとか思っちゃいました。
私個人としては、歌い方がゆったりしてたり、ちょっと切ない歌い方してたりする、もう少し大人っぽい歌い方のセシルさんが好きだから微妙です。
だから可愛い路線のセシルさんが好きな人は好きかもしれないです。
あと、これはメンバー全員の声の話なんですけど、
ハモってる部分？での上パートと下パートの声のバランスが悪い気がして気になりました。
なんか下の方が強くない？気のせいかな。
歌声だけでいうとWONDER☆RONDOの方が好きです。
THIS IS…!
曲は文句なくかっこいい！オシャレかっこいい。
けど、歌詞が何を歌ってるかメッセージがよくわからないです。
王者なのにトップを目指してるのがよく意味が分からないなと思ってしまいました。
王様って既に一番すごくない？
あとファンに向けてラブを歌いたいのか、
ライバルに向けて牽制したいのかどっちつかずな気がしてしまいました。
ファンに向けて歌う部分はアイドルソングだけど、途中で違うグループに向けて歌ってるようにも取れるから、誰に向けて歌ってるか分かりにくいです。
ちょっと欲張りだと思います。
他のグループよりアイドル達の芸歴が先輩で固まったチームなんだし、実力もトップにいる自負があるなら、勝ち負け気にせずどっしり構えていればいいのに。
ただ、
メンバーの個性がぶつかり合ってるけどバランス良くグループの形を成している
みたいな歌詞は、グループのイメージが分かりやすくて良いと思いました。
あと、聴いてて頭が混乱する部分が少しありました。
2・2で分かれて日本語の歌詞と英語の歌詞を同時に歌う部分です。
私は頭の回転が遅いから、この部分は歌詞が頭に入ってこないです……。
でも演出としてはかっこいいので、歌詞カード見ながら頑張って聞くべし！って感じかもしれない。
Genesis HE★VENS
曲が、厳かな感じかつ、ゴシックでダークな感じ？で、グループの世界観が確立している気がしました。
こういう曲好きなアニメオタクの女性は多そうだなという感じです。
歌詞はアイドルソングというよりは、キャラソンのような酔い痴れた詩だと思います。
うたプリの曲に何を求めるかによっては賛否が分かれそうではあります。
しかし今回は曲と歌詞の世界観が合っているおかげで、グループ独自の世界観を構築するのに上手く力を添えている形になっています。
他のグループファンの心まで奪おうとするかのような、ちょっと危険な香りを漂わせていますね。
「Genesis」とはどんな意味で使っているのか考えましたが、この歌詞だと「創世記」っぽいよな……。
HE★VENSは他の2グループと比べるとリアルタイムで考えると歴史が浅いグループですが*2、
逆に言えばここが始まりとも言えるということでしょうか。
HE★VENS元年って感じ？
*1:https://j-lyric.net/artist/a000eac/l027eb3.html
*2:7人になってからで数えてしまいました
