roseに口づけを

愛島セシルに愛を捧ぐウェブログ

性欲の責任転嫁

話が逸れて長くなったので別記事に分けました。
エロい妄想をする女性オタクの言い分に関して疑問に思ったこととか、オタク友達に対して思ったこととか書いています。


BLというか、私は二次創作のカップリング文化が苦手です。
キャラ同士のやり取りを何でもエロい妄想に繋げて語るファンに出会いたくないからです。
昨今のオタクコミュニティでは下ネタOKな人達が多数派みたいで、二次創作もエロい人がやたら目に付きます。
となると、エロくない二次創作のみする人や、下ネタを言わない人を探すのは至難の業だということが分かります。

だから苦手なタイプの人を避けるために、エロいこと言う人を見つけてしまったら逃げたくなるんです。
というか逃げています。
だからわざわざブログを作成して「萌え語り」って呼ばれる散文を書いてるんだよね。
自分で書いて自分で読めるようにってね。
そうでしたね。


私は女だから女性オタクのことしか分からないので女性に限った話をしますが、
インターネットで遭遇するエロ嗜好の女性は、公にした自分の性欲に責任を取らない人が多すぎると思います。
具体的に言うと、エロ妄想を自分の責任に出来ない人が多いと思います。
キャラクターのせいにする人や、自分の別人格のせいにする人をたくさん見かけます。

前者はカップリングとして掛け合わせるどちらか(または両方)のせいにして、自分は悪くない!スケベじゃない!と言います。

後者はもっと特殊で、自分の中にいろいろな別人格を生み出します。
具体的には壁を自称したりモブと言われる別人を作り出します。
そうすることで、
「この性描写は自分の意思に関わりなく行われているものです」
「自分は他人の性行為を第三者目線で観察しています」
「私はキャラクターの性的欲求を叶えているだけなので、この性描写は自分の性的欲求とは無関係です」
と予防線を張っているつもりみたいです。

このような主張をするのは、性的な妄想を披露する際に「これは自分の願望だ」と明かすことへの恥じらいがあるからだと思います。
気軽にエロいことを言いたいけどスケべな女だと思われたくないということです。
その羞恥心は理解できますが、キャラのせいにしてまでエロ妄想を披露したい気持ちはよく分かりません。


また、後者の中でも特に不可解な人達がいます。
女性なのにおじさんを自称したり、キャラを孫と呼んでいるのにエロ妄想をする人です。
おじさんを自称するのは架空の男のせいにすると責任逃れできると思っているからかも知れませんが、どう見ても女性自身の妄想です。
そこにおじさんなんかいません。
そして孫を性的な目で見ている祖母は論外です。
そんな婆さんは存在しなくていいです。
お前なんか祖母じゃないです。

いろいろ言い訳をして他人のせいにしているけれど、責任転嫁をしているだけにしか見えません。
そういうやり方をする人は最終的に「キャラクターがエロいのが悪い!」って主張するから卑怯です。
レイプ被害者に対して「お前が誘ったんだろ!」って言うのと似てますね。

エロいものを好きなのは理解できるけど、
公の場でオープンにエロい話をしたい気持ちが理解できないし、
公にしておきながら自身の性欲から来るエロ妄想だと認めてくれないところが理解できません。


インターネットを見てるとみんなエロいの好きすぎて怖いなと思うことがあります。
人間に性欲があるのは当たり前なのは分かっているけれど、度を越していて怖いです。

昔オタク趣味の友達のツイッターアカウントを見つけてしまった時にも、引いてしまったことがあります。
BLの下ネタと分かる台詞を付け足し加工したアニメアイコンのアカウントだったり、ツイート内容がBLエロ妄想一色のアカウントだったりしたせいです。
そんな友達を見て気持ち悪いと思いながらも、誰にでも性欲はあるから否定してはいけないような気がしてしまいました。
だけどそんなの見たくなかったとも思いました。

自分や他人の性欲について考えるとなんとなく怖いような気持ちになります。
インターネットで見かけるエロ話は過激なものが多いので、その過激さが怖いと思いました。