roseに口づけを

愛島セシルに愛を捧ぐウェブログ

ハル遠し

暦の上ではとっくに春ですが、私の住んでいるところはまだ冬です。
暖かい日もあるけど、雪がまだ残っています。
日によって降ったり溶けたり忙しいです。

私は冬は寒いから嫌いだし、雪も冷たいから嫌いです。
私がイメージする雪は横殴りの雪だし、
雪景色と聞いて想像するのは、曇り空の中で雪が降っている灰色の景色です。
雪は痛くて寒くて辛いから嫌いです。
吹雪の日にBSが映らなくなるのも嫌です。
だから私は雪が好きじゃないです。


私が雪があまり好きではないのは、
雪と聞いて思い浮かべるのが綺麗な景色ではないからだと思いました。

真斗ルートのシナリオの雪のエピソードにあんまり共感できなかったのも多分そのせいです。
「みぞれが雪になって嬉しい」って言ってたのも意味わからないなと思ったし、「みぞれは雪のなり損ない」って言ってたのも意味がわからないなと思いました。
どっちも雪じゃんと思ったし、雪のなり損ないは雨じゃないのかなと思いました。

真斗ルートは好きだけど、この「みぞれの中でピアノを弾くストリートミュージシャン」のエピソードは共感できなくて微妙です。
真斗の心を動かした大事なエピソードなんだけど、本編開始前の話だからゲームプレイヤーには関係ないし……。

そういえば真斗くんは、恋の障害も自分の中の問題だったせいか、最後の問題を解決するのも1人でやってのけてしまっていた気がします。
クップルが人間になって現れた時のアドバイスも、
「闇の中にいるあなたの恋人を救うため歌ってほしい」と言い、主人公が歌を歌うだけでした。
プレイヤーの私はちょっと置いてけぼりでした。

全体的にプレイヤーがストーリーに介入する隙があまりなかった気がします。
主人公と自分の立ち位置が遠いような感じがしたので、
乙女ゲームというより少女漫画っぽいストーリーだなと思いました。
少女漫画に入りたいという夢が叶うストーリーだと思います。


話がちょっと逸れましたが、イメージしてる雪が違うんだろうなと思いました。
たぶんゲームで言う雪は牡丹雪のイメージなんだろうな。
牡丹雪なら可愛いもんね。

また遊ぶ時があったら、牡丹雪のイメージでお話を読もうと思います……。