うたプリはキャラクター原案・ゲーム版ブラッシュアップ前・ゲーム版ブラッシュアップ後・アニメ版・アプリ版(シャイニングライブ)のすべてで画風が違います。
更に、これらは全て人間が描いたイラストです。
ということは、同じ媒体の同じ人間が描いた同じキャラクターでも時期によって画風が違ってくるということになります。
また、ゲーム版やオフィシャルグッズで主に作画を担当している工画堂スタジオは、イラストシリーズによって描くイラストレーターが違うと思います。
つまりイラストによって顔が違います。
アニメ版もキャラクターデザインの画風が基本ではあると思いますが、アニメーターや作画監督によっては画風が変わるはずです。
加えて近年登場した3DCGのアニメーションにおいても、イラストを基にしているとはいえ会社ごとに基本のお人形(素体というらしい)があるそうなので、会社によって顔や体のバランスが違っているはずです。
また用途によっては制約もあるらしいので、そういう意味でも画風が違ってくるだろうと予想します。
現在うたプリには3種類の3DCGアニメ作品があるので、人形も3種類あるのではないかと考えています。
シャイニングライブテーマソングや雪月花のPV・アニメシリーズと劇場版マジLOVEキングダム・VRライブの3種類です。
前置きが長くなりましたが、
つまり、一口に「愛島セシルの顔」と言ってもいろんなパターンがあるということです。
よって私が愛島セシルだと思う顔はどれなのか?ということを考えるにあたって、「理想の愛島セシルの顔」を見定めなくては始まらないと思い至りました。
なので、私のお気に入りのイラストやグッズシリーズはどれなのかを考えてみました。
各媒体のMy favoriteセシル
倉花千夏先生のイラスト
- オフィシャルファンブックQuartet カバーイラスト
- 「うたの☆プリンスさまっ♪」キャラクター紹介立ち絵
- 「うたの☆プリンスさまっ♪ Amazing Aria」 初回版・通常版パッケージイラスト
- 「うたの☆プリンスさまっ♪ AllStar」初回版パッケージイラスト
- PRINCE SUMMER!2013
- Shining Dream Festa
- 劇団シャイニング 天下無敵の忍び道
- PRINCE PARKA.
これは本当に好きなやつを思いつく限り並べただけって感じなのであとで増やすかもしれません。
共通点はちょっと分かりにくいけど、たぶん子供っぽすぎず男っぽい顔に見えるやつが好きです。
倉花先生のイラストの特徴は、色味の感じが、白や青が強いところだと思います。
油彩の絵画のような感じの色味で重厚感がありながらも、キャラクターの顔パーツはコミックイラスト的な表現なので折衷的な画風です。
キャラクターはみんなモデルさんのような表情であることが多いので、年齢設定よりも大人っぽい印象を受けます。
特に男性キャラクターには独特の色気があると思います。
ゲーム版イラスト
「うたの☆プリンスさまっ♪Repeat(LOVE)」のセシルルート6月「トキメキをa cappellaにのせて」の告白対決スチルが大好きです。
うたプリの最初のゲームはブラッシュアップ前後でイラストの感じが違います。
立ち絵はブラッシュアップ前の方が倉花先生の画風に似ていると思うけれど、工画堂スタジオ作画の方がイラストとして美しいです。
スチルはブラッシュアップ前は乙女ゲーマーから笑いのネタにされてしまうような簡素なイラストでしたが、
ブラッシュアップ後は工画堂スタジオの手直しにより美しく生まれ変わったと思います。
元から作画が良かった音也・レン・セシルのスチルは、ブラッシュアップ前の画風の良さを残したままリニューアルされている印象です。
音也の卒業オーディションステージでのスチルとかかっこいいよね。
私のお気に入りはRepatでのスチルなので、ブラッシュアップ前の人が描いたイラストを工画堂スタジオが手直ししたイラストが一番好きということになるのかな??
工画堂スタジオ(グッズのイラスト)
- Spring ver.
- ハートver.
- ハッピーバルーンver.
この三つが特別お気に入りです。
共通点は眉毛が太めなところ?
あと主線に強弱が付いていて、目のアイラインが強めなので、凛々しい顔つきに見えるところが好きです。
工画堂スタジオは団体の名前なので、多分イラストによって描いている人が違うと思います。
なので工画堂スタジオ製イラストの特徴は、
描く人が変わるために起こる絵柄の違いを感じるところと、
倉花先生の描くキャラクターよりやや童顔であることです。
イラストの色味は赤みが強い印象です。
カメラを選ぶ際、アイドルグラビア系の人物写真を撮りたい人は赤が綺麗に出るメーカーを選ぶと良いという話を読みましたが、それと似たような感じだと思います。
赤みが強いと、健康的で明るい印象になるそうです
アニメ版
アニメ版のイラストは、おそらく森光恵さんが描いていた物がファンに一番人気です。
キャラクターデザインも森光恵さんなので、この人の画風を基準に考えます。
アニメ版のキャラクターは髪の毛や睫毛、布の皺などの描き方がとても細かいと思いました。
特に髪の毛は線も色の塗り方も、毛束が細かく見える描き方のように思いました。
そこが森光恵さんの画風の個性なのかもしれませんが、個性を出しつつも倉花先生の画風の良い雰囲気は損なっていない感じがします。
目の形なのか、パーツのバランスなのかは分かりませんが、人間が目で見て似ていると判断する際に必要な要素が似ているのかなと思います。
私が愛島セシルの顔を理解するために必要な情報はここに隠れている気がします。
アニメ版の絵柄の最大の特徴は、キャラクターの表情が豊かで生き生きとしていることです。
アニメーションで動くことにより、キャラクター達はグラビア撮影では見られなかったような様々な表情を獲得したと思います。
一方で、キャラクターの目の大きさやなどの書き分けは、ゲーム版より分かりやすく差をつけられていると思います。
特に愛島セシルに関しては、アニメ版では幼いキャラクターを前面に出しているためか、
途中から目が縦長に丸くなって初期よりも童顔になっていったように感じます。
その他に倉花先生や工画堂スタジオ(ゲーム版)と比較した時の違いは、キャラクターの肌色が全体的に明るめになっていることです。
アニメには色彩設計というアニメ版キャラクターの色設定を決める工程があるらしいので、この時点でゲーム版からの変更があったことが想像できます。
アニメで映える色合いに調整したということなのかな。
シャニライ版
アニメ版のイラストを参考に描かれている気がします。
ブロマイド(スチル)イラストはそれぞれ作画にばらつきがあるものの、
作画崩壊というほどの落差は確認できていません。
常に一定のクオリティを保っていると思いますが、
私はLive2Dの立ち絵が1番好きです。
1番アニメ版に顔が似ていて整っていると思います。
まとめ
全部の要素をまとめると、私の好きな愛島セシル像が見えてくるかもしれません。
あまり童顔っぽくなく、眉毛太めでアイラインが強めの凛々しい顔つきの愛島セシルが好きということ???
女の子っぽくなくて子供っぽくない方が好みっていうのは分かりきってたことでした。
改めて考えてみたけど意味はあったのだろうか。
また、見比べていくうち「違う絵柄でも愛島セシルと認識できるのはどうしてなのか?」という疑問が新たに浮かびました。
そして、私が愛島セシルのグッズを購入する時の判断基準として「愛島セシルっぽいと思えるかどうか」を重視していたことに気が付きました。
自分中の愛島セシルのイメージと一致するイラストが好みのイラストとなり、それが購入の動機になるわけです。
「愛島セシル」を「愛島セシル」たらしめる要素は何なのか?についても、分析と研究をする必要があると分かりました。
とかなんとか色々書いたけど、
結局のところ、私が愛島セシルの顔をよく知らないということが分かっただけでした。
正直言って自分にがっかりしています!
だけど、これから知っていけたら楽しいだろうと思ってワクワクすることにします!
おわります。